高山病対策
高山病の予防して気持ち良く頂上を目指そう!
高山病とは

標高が2,400メートルを超える高山を訪れた場合、気圧の低下に伴い空気中の酸素濃度が低下する事によって、吐き気、頭痛、めまい、睡眠障害、だるさなどの障害が起こる。
簡単に言えば、酸素量が減るので肺一杯に吸い込んでも、実際には普通の呼吸と同じ位の量しか酸素を取り込めていないのである。

高山病の予防
体を慣らす
5合目に到着したら、体を高地に慣らすことから始めて下さい。まずは、30分程度準備運動などをして時間を過ごして下さい。うどん屋でうどんを食べて時間を過ごしても良いでしょう。うどんは炭水化物ですぐにエナルギーとなり、高山病対策に効果が認められているようです。
ゆっくり歩き始める
いざ、歩き始めたら、意識的にゆっくり歩いて下さい。マイペースではなく、意識的にスローペースで歩きましょう。グループの場合は、なかなかそうもいかない場合もあるので、ついていけそうにない場合は無理せずリタイアするか、自分のペースに合わせて歩いてもらいましょう。無理は絶対禁物です。ガンバレ!などと決して言っては行けません。頑張ったら無理してしまいますからね。
こまめに休憩しながら登る
休憩は体力の回復ではなく、体を高所に順応させる目的で行います。疲れていなくても山小屋では休憩をして高所に順応させて下さい。体力があるからと休憩をせず短時間で登ると高山病が発症しやすくなります。
水分はこまめに摂取する
登山技術の基本ですが、水分は喉が渇いたと感じる前に取るように心がけて下さい。喉が渇いてから摂取しても、体の吸収に間に合いません。そのため血液が流れにくくなり、疲労が溜まりやすくなります。一度にたくさんの水を飲むのではなく、頂上に着くまでに2Lの水を飲み切るペースで計算しながら飲むようにしましょう。飲料水は2Lを最初から持っていくと重いので1Lを持参し、残りを山小屋で買うと負担を減らす事ができます。汗をかくとミネラルを失うので、ミネラルウォーターか、スポーツドリンクをおすすめします。
山小屋で長時間の休憩をする
途中の山小屋の中で横になりで数時間の休憩を取り入れると、体が順応できるのと、休める事ができます。山小屋によっては数時間休憩は宿泊料金がかかりますが、体力のない人には良いかもしれません。但し、睡眠をとってしまうとかえって呼吸の回数が減り、酸素の吸入量が減ってしまうため、逆効果となる事もあるので、休憩では横になる程度にしましょう。長時間の休憩する場合は、予め予約を入れておいて下さい。
鉄分を摂取する
鉄分が不足すると、血液中のヘモグロビンの量が減り、酸素が行き渡らくなり貧血と同じ状態になります。筆者も貧血気味なので事前にサプリメントなどで手軽に補っています。
高山病予防の秘密兵器その1
携帯酸素缶です。富士登山では良く使用している方を見ますが、果たして効果はあるのでしょうか?筆者も何度か使用してみましたが、効果を実感する事はできませんでした。携帯酸素缶と言っても中身は酸素(空気)なので空のように軽いです。多少荷物にはなりますが、軽いので高山病の心配がある方は使ってみるのも良いと思います。値段は普通にスポーツ用品店で800円程度です。完全に密封して吸うのではなく、少し離して吸い込むのがコツです。苦しそうにしている人に携帯酸素缶と偽って宴会用のヘリウム缶を渡さないで下さいね(笑)
高山病予防の秘密兵器その2
酸素入りミネラルウォーターです。ミネラルウォーターに酸素が取り込まれている飲料水です。飲料水としてもって行けるのでに余計な荷物が増えないので良いですね。高山病対策とミネラルと水分が一度に補給できるので、まさに一石三鳥ですね。
高地でのアルコール摂取の危険性
標高3000メートルになると平地の3倍酔いやすいと言われています。山小屋ではキンキンに冷えたビールも売っていますが、アルコールを摂取すると無意識のうちに呼吸が浅くなり、低酸素状態になりかねません。また、急な岩場を登る時も、足を踏み外す可能性もあり危険です。登山初心者の方はアルコールは控えましょう。
また、山小屋で宿泊する場合、寝られないからと安易に睡眠薬を服用する事は大変危険です。睡眠時は、呼吸が浅くなり低酸素不足の状態となる可能性がありますが、睡眠薬を服用しての睡眠は極端に深い眠りに入るため、低酸素不足の状態を招く可能性が高くなります。睡眠薬なしで寝られるように普段から体を習慣付けるか、寝ないで体を休ませるしか方法はありません。
睡眠薬は危険性
また、山小屋で宿泊する場合、寝られないからと安易に睡眠薬を服用する事は大変危険です。睡眠時は、呼吸が浅くなり低酸素不足の状態となる可能性がありますが、睡眠薬を服用しての睡眠は極端に深い眠りに入るため、低酸素不足の状態を招く可能性が高くなります。睡眠薬なしで寝られるように普段から体を習慣付けるか、寝ないで体を休ませるしか方法はありません。
それでも高山病になってしまったら
休憩する
休んでいれば直る場合もありますが、悪化した場合は、下山さえもままならなくなります。とにかく無理はしないで下山して下さい。
高度を下げる
高度を下げて、酸素濃度を上げます。実際に高山病なり、休憩しても直らない場合は下山した方がいいかもしれません。100メートル高度を下げたところで2%しか酸素濃度は増えませんし。
酸素缶を使う
普段何もない時は効果を実感できない酸素缶ですが、高山病の時こそ、効果を発揮してもらいたいものです。
下山する
上記の処置をとっても効果がない場合、下山できるうちに早めに下山した方が良いでしょう。悪化すると意識がなくなり自力で下山できなくなります。
 
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